mkminiroot -- Gentoo Linux/TOWNS 向け miniroot 構築パッケージ


Abstract:
この文書は Gentoo Linux/TOWNS 向け miniroot 構築パッケージ mkminiroot に関する README です。

1. はじめに

本パッケージ (以下、 mkminiroot と呼ぶ) は、Gentoo Linux/TOWNS 用の miniroot (以下、 miniroot と呼ぶ) を uClibc, busybox 等のソースコードより構築するための Makefile 及びパッチ等を含むパッケージです。

mkminiroot に同梱された Makefile を用いて make を実行することにより、全自動で miniroot を作成することが出来ます。


2. miniroot の構築

ここで、 mkminiroot から miniroot を構築する手順について述べます。

まず、 mkminiroot の展開先のディレクトリから下記を実行して uClibc と、 uClibc toolchain の構築を行います。

Code: 2.1.
  $ make toolchain

そして、 root 権限で下記を実行して miniroot の構築を行います。

Code: 2.2.
  # make images

すると、 images ディレクトリ以下に下記のファイルが出来ています。

Code: 2.3.
  zimage-gentoo-towns.bin       // カーネルイメージ
  rootfs-gentoo-towns.gz        // ルートイメージ

上記の zimage-gentoo-towns.bin, rootfs-gentoo-towns.gz が、 miniroot のイメージとなります。

なお、以上の作業は、非常に計算機資源を消費するものですので、作業には出来る だけ大きなメモリ容量と高速な CPU を持った機械を用意することをお勧めします (^^;;)。


3. 注意点その他

以下、 miniroot についての注意点その他について述べます。


4. miniroot に導入されているアプリケーションについて

以下に、 miniroot に導入されているアプリケーションと、それらのソースコードの 入手先の URL を以下に示します。

上記のソースコードは http://zool.jpn.org/~nakatuka/gentoo-towns/distfiles/ にも置かれています。また、 mkminiroot の展開先のディレクトリから make fetch を実行することによっても、入手することができます。

上記アプリケーションの配付条件に関しては、各アプリケーションに同梱の配付条件に 関する文書を参照してください。


5. 配付条件

ここでは mkminiroot の配付条件について述べます。


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