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フォーム変数

システム用

  • WikiName?の形式のフォーム変数はシステムが使用します。
  • 1文字のフォーム変数はシステムが使用します。
    a
    -
    b
    -
    c
    エンコーディング指定(u,s,e)
    d
    最終更新のタイムスタンプ
    e
    編集レイアウト指定
    f
    機能指定
    g
    -
    h
    テーマ指定
    i
    -
    j
    -
    k
    -
    l
    LANG指定
    m
    レイアウト指定
    n
    -
    o
    静的HTMLの更新
    p
    ページ名
    q
    前回のページ名
    r
    ParameterEditのときに表示するページ構成
    s
    スタイル
    t
    ページの本文
    u
    EditPageで内容の置換か追加書きか
    v
    バージョン
    w
    静的HTMLを出力するか?
    x
    -
    y
    -
    z
    -

プラグイン用

  • 一般のフォーム変数はプラグイン名で始めるようにしてください。
  • システムが使用するプラグイン用のフォーム変数はpi_で始めます。
    pi_name
    プラグインの名前
    pi_id
    プラグインのID
    pi_inline
    プラグインがインラインか?
    pi_plain
    プラグインのプレーンテキスト
    pi_\d
    プラグインのパラメタ(\dは配列番号)

設定値

1.7以前は定数を使用していましたが、1.8以降はHashに変更しました。

設定値は以下の表記を使用しています。

(text)
文字列です。
(number)
数値です。
(path)
サーバ上のディレクトリのパスをフルパスで指定します。
(uri)
ブラウザで参照可能なURIを指定します。
(array)
文字列の配列を指定します。 ['xxx','yyy', ... ] のような形式です。
ADDRESS
ヘッダとフッタに出力するE-Mailアドレス

アドレスを公開したくない場合は入力しないでください。

name ADDRESS
form text
type (any)
ADMIN
管理者アカウント

すべてのページに対しすべての権限を持ちます。

name ADMIN
form text
type (any)
ANONYMOUS_USER
匿名ユーザのユーザ名

認証を行っていないユーザ(匿名ユーザ)のユーザ名を指定します。

設定値 ANONYMOUS_USER を指定すると、以下のユーザ名において、認証を行っていない匿名ユーザのユーザ名として、この設定値が使用されます。

  • プラグイン #sys user が返すユーザ名
  • ページ編集において、文字列 &user; と置き換わるユーザ名
  • ページ編集の履歴において、更新者を示すユーザ名

ここで、設定値 ANONYMOUS_USER に含まれる以下の文字列は、それぞれ下記の表に示す値に置換されます。

"hostname" 匿名ユーザのアクセス元のホスト名 (例: remote.example.com)
"ipaddr" 匿名ユーザのアクセス元の IP アドレス (例: 127.127.127.127)
"hostname_md5" 匿名ユーザのアクセス元のホスト名の MD5 ハッシュ値
"ipaddr_md5" 匿名ユーザのアクセス元の IP アドレスの MD5 ハッシュ値

なお、デフォルト値は "anonymous" です。

name ANONYMOUS_USER
form text
type (any)
ANONYMOUS_USER_ACL
セキュリティ設定で使用する匿名ユーザのユーザ名

セキュリティ設定で使用する匿名ユーザのユーザ名を指定します。

設定値 ANONYMOUS_USER_ACL を指定すると、管理ページの「ページとプラグインのセキュリティを設定する」において、認証を行っていない匿名ユーザのユーザ名として、この設定値が使用されます。

値の指定方法については、設定値 ANONYMOUS_USER と同様です。また、値 nil を指定した場合は、設定値 ANONYMOUS_USER の値が使用されます。

この設定値は、特定の ISP からの匿名ユーザの読み書きを制限する場合に有用です。

デフォルト値は "anonymous@hostname" です。

name ANONYMOUS_USER_ACL
form text
type (any)
ALLOW_XHTMLTAG
XHTML スタイルにおいて記述を許可するタグ

XHTML のタグをそのまま記述するためのスタイルである XHTMLStyle において、デフォルトで指定されるものの他に、記述を許可するタグ及び属性を指定します。

この設定値は、記述を許可するタグ名をキーとし、そのタグにおいて使用を許可する属性の配列を対応する値とするハッシュ値を指定します。以下に例を示します。

      "ALLOW_XHTMLTAG" => {
        "font" => ["size", "font", "face"],
        "strike" => [], "u" => []

上記の例では、 <font>, <strike>, <u> タグの使用を許可し、さらに <font> タグでは size="...", font="...", face="..." 属性の使用を許可します。

この設定値は、管理ページの「パラメタを編集する」から設定することはできません。
「CGIファイルを編集する」を用いて、 "# *** begin user's definitions" ..."# *** end user's definitions" の間に記述してください。

name ALLOW_XHTMLTAG
form -
type -
ALTREFER
参照元ページのページ名変更

ページ名の変更で、参照元ページに記述されているページ名を置換するかどうかを指定します。 ページ名の置換はページの内容を生成しなおすため、表記やインデントが変更されてしまうなど 意図しない修正が行われる可能性があります。 'replace'を指定すると単純文字列マッチングのみを行って、ページ名を置換します。 そのため、本来ページ名ではないpreの中なども置き換えてしまいます。 ただし、表記やインデントが変更されてしまうことはありません。 また、構文解析がされないので実行速度も速くなります。

name ALTREFER
form radio
type true, false, replace
ATTACHDIR
添付ファイルのディレクトリ

attachプラグインで使用する添付ファイルの格納先ディレクトリ。

name ATTACHDIR
form text
type (path)
ATTACHESCAPE
添付ファイルの名前をエスケープするか指定する

attachプラグインで保存するファイル名をエスケープするか指定する。 エスケープをする場合、%xx%xx...の形式でファイル名が作成される。

name ATTACHESCAPE
form radio
type true, false
ATTACHURI
添付ファイルのディレクトリへのURI

ATTACHDIRにアクセスするURI。 file:// で始まるパスを指定するとIEやOperaでは共有フォルダの直接参照となります。 Windowsで共有フォルダを利用している環境には file:// で始まるURIがお薦めです。

name ATTACHURI
form text
type (uri)
AUTHOR
管理者の名前

管理者の名前を指定します。 ページのフッタやHTMLヘッダに出力されます。

name AUTHOR
form text
type (any)
AUTHREALM
認証レルム

認証タイプに vikiwiki を指定した場合、通常のBasic認証方式において使用するレルム (realm) を指定します。

name AUTHREALM
form text
type (any)
AUTHTYPE
認証タイプ

認証タイプには以下があります。

none noneは認証しないか認証情報(ユーザアカウント)を利用しません。
www wwwはWWWサーバで設定している認証にしたがって認証情報を利用します。
vikiwiki vikiwikiはVikiWikiで設定している認証情報を利用します。認証方式は通常のBasic認証方式です。
vikiwiki_digest vikiwiki_digestはVikiWikiで設定している認証情報を利用します。 Digest 認証方式で認証を行います。
form formはVikiWikiで設定している認証情報を利用します。認証方式はフォームとCookieによるセッション管理です。
form_digest form_digestはVikiWikiで設定している認証情報を利用します。javascript を用いてフォーム上で Digest 認証を行います。
hatena hatenaは、はてな認証 API を用いて取得した認証情報を利用します。
livedoor livedoorは、Livedoor 認証 API を用いて取得した認証情報を利用します。
jugemkey jugemkeyは、JugemKey 認証 API を用いて取得した認証情報を利用します。
typekey typekeyは、TypeKey 認証 API を用いて取得した認証情報を利用します。
openid openidは、OpenID 認証 を用いて取得した認証情報を利用します。

通常はwww認証かform認証を選択してください。

name AUTHTYPE
form select
type none, www, vikiwiki, vikiwiki_digest, form, form_digest, hatena, livedoor, jugemkey, typekey, openid
AUTOLINK
自動リンク

自動リンクとはページ名およびエイリアス名と一致する名前が文章中に出現したら リンクを貼ります。 常にページ名と一致するか確認するため、性能があまりよくありません。

name AUTOLINK
form radio
type true, false
BACKUP
バックアップ

ページのバックアップをするかどうか、または保存数を指定します。 trueではすべての履歴をバックアップします。 falseではバックアップをしません。 数値を指定することでバックアップの保存数を指定します。

name BACKUP
form radio
type true, false, (number)
BACKUPCMD
Wikiデータのバックアップに使うコマンド

Wikiデータのバックアップに使用するコマンドを指定します。 #{dir}はWikiのベースディレクトリ、#{file}はバックアップファイルを表します。 例えば、以下のように指定します。

    bash -c "cd #{dir}; tar cvf - * | gzip 1> #{file}"
name BACKUPCMD
form text
type (any)
BACKUPDIR

Wikiデータのバックアップ先のディレクトリを指定します。

name BACKUPDIR
form text
type (path)
BASEDIR
ベースとなるローカルディレクトリ

CGIと同じ場所にイメージファイルやCSSを置くことができない環境のための設定です。 イメージファイルなどを保存するローカルのディレクトリを指定します。 次のBASEURIとあわせて指定します。

name BASEDIR
form text
type (path)
BASEURI
ベースとなるURI

上記のBASEDIRとあわせて指定します。 BASEDIRを割り当てている仮想ディレクトリのURIを指定します。

name BASEURI
form text
type (uri)
CAPTCHA_MODE
CAPTCHA 認証を行う対象

VikiWiki は、 CAPTCHA 認証に対応しています。VikiWiki での CAPTCHA 認証に関する詳細は、 tool.txt の「VikiWiki で CAPTCHA 認証をを使用する」を参照してください。

この設定値は、 CAPTCHA 認証を行うユーザの対象を以下の形式で指定します。

"none" CAPTCHA 認証を行わない
"anonymous" 匿名ユーザのみに対してCAPTCHA 認証を行う
"all" 全てのユーザに対してCAPTCHA 認証を行う
name CAPTCHA_MODE
form radio
type none, anonymous, all, nil
CAPTCHA_OPTION
CAPTCHA 認証のオプション

CAPTCHA 認証において、 CAPTCHA::Web.new メソッドに渡すオプションを Hash クラスのインスタンスで以下のように与えます。

:font_size 文字の大きさ
:image_dir CAPTCHA 画像を置くディレクトリ
:image_uri CAPTCHA 画像を置く URI
:clean_up_interval 古い CAPTCHA 画像を削除する期間
:x_spacing 文字同士の間隔
:y_wiggle 文字の縦方向の揺れ
:rotation 文字の傾き

なお、ハッシュの各キーは、シンボル値の他に文字列でも指定できます。この時、大文字と小文字の区別は無視されます。この設定値の詳細については、 captcha-0.1.2/lib/captcha.rb 内のコメントを御覧下さい。

この設定値は、管理ページの「パラメタを編集する」から設定することはできません。
「CGIファイルを編集する」を用いて、 "# *** begin user's definitions" ..."# *** end user's definitions" の間に記述してください。

name CAPTCHA_OPTION
form -
type -
COMMENT_COOKIE_LABELS
commentプラグインでcookieを利用するラベル

commentプラグインでは、cookieを使用して前回入力した内容を 記憶させておくことができます。 このパラメタを使用することで、すべてのcommentプラグイン共通で 定義するcookieのラベルを指定することができます。

name COMMENT_COOKIE_LABELS
form textarea
type (array)
CVSROOT
CVSのリポジトリ

CVS連携機能を使用する場合に指定します。

name CVSROOT
form text
type (path)
DEFAULTPRMS

プラグインの省略時のパラメタを指定します。 指定方法はHash形式で {'プラグイン名'=>[値, ... ], ...} と指定します。 将来的にはもっと簡単に指定できるようにする予定です。

この設定値は、管理ページの「パラメタを編集する」から設定することはできません。
「CGIファイルを編集する」を用いて、 "# *** begin user's definitions" ..."# *** end user's definitions" の間に記述してください。

name DEFAULTPRMS
form -
type -
DELEMPTY

trueを指定した場合、空のページを保存すると即時ページが削除されるようになります。

name DELEMPTY
form radio
type true, false
DENY_XHTMLTAG
XHTML スタイルにおいて記述を禁止するタグ

XHTML のタグをそのまま記述するためのスタイルである XHTMLStyle において、記述を禁止するタグを配列で指定します。

name DENY_XHTMLTAG
form multi
type (any)
DIFFCMD
diffコマンド

ページの差分を作成するために使用する diffコマンドのコマンド文字列をprintf書式で指定します。 通常は'diff %s %s'です。 nilの場合、コマンドではなくVikiWikiのDiffモジュールを使用します。 今のところ正しく動作しないのでコマンドによる方法にしています。

name DIFFCMD
form text
type (any)
EDITALIAS
エイリアス編集の抑止

falseを指定した場合、editプラグインでのエイリアス編集を抑止します。 テキストは自由に編集させたいけど、エイリアスは変更させたくない場合に使用します。 エイリアス名を変更するには、aliasプラグインを使用します。 このパラメタを設定している場合、aliasプラグインは管理者しかアクセスできなくなります。

name EDITALIAS
form radio
type true, false
EDITFILE
ファイルの直接編集(互換用)

このパラメタは使用せずに、EDITFILEFROM、EDITFILETOを使用してください。

name EDITFILE
form -
type -
EDITFILEFROM
ファイルの直接編集(変換元)

ファイルの直接編集用リンクの変換元を指定します。 変換元はサーバ上のローカルパスです。 パスを文字列か正規表現で指定します。 例えば、以下のように指定します。

        "c:/data/wiki/"
        または
        /^c:\/data\/wiki\//i

ファイルの直接編集を有効にするには以下もあわせて設定します。

  • EDITFILETO

    下記の説明を参照してください。

  • FILEEXT

    デフォルトの拡張子がtxtの場合、常にブラウザに表示されてしまうブラウザもあるので EXTFILEでデフォルトの拡張子を変更してください。

  • FILEMODE

    ファイルのアクセス権を"660"にしてください。

name EDITFILEFROM
form text
type (path)
EDITFILETO
ファイルの直接編集(変換先)

ファイルの直接編集用リンクの変換先を指定します。 変換先はEDITFILEFROMに対応するブラウザから参照可能なパスです。 通常file://で始まるパスです。 例えば、以下のように指定します。

        "file://server/share/wiki"
name EDITFILETO
form text
type (uri)
EDITSYSTEM
管理者以外のシステム用ページの変更の可否

レイアウトページなどのシステム側で用意しているページの編集の可否を指定します。 システム用ページは予約されている(ReservedPage?で表示される)ページです。

name EDITSYSTEM
form radio
type true, false
EDITTHEME
テーマの編集の可否

テーマを編集できるかどうかを指定します。 テーマをパス形式で指定している場合は編集できません。

name EDITTHEME
form radio
type true, false
ENCODING
デフォルトのエンコーディング

ブラウザに送信されるデフォルトのエンコーディングを指定します。 サーバ側の格納コードは$KCODEの値に依存します。

name ENCODING
form radio
type Shift_JIS, euc-jp, utf-8
FILEEXT
ページのファイルの拡張子

テキストベースで格納されるページデータのファイルの拡張子を指定します。 既存ファイルの拡張子はtool/chgext.rbで修正することができます。 直接編集モードの時に指定します。

name FILEEXT
form text
type (any)
FILEMODE
ページファイルのアクセス権

ページファイルのアクセス権をchmodの値と同じ。"777"、"400"などで指定します。 直接編集モードの時に指定します。

name FILEMODE
form text
type (any)
FOOTER
フッタに出力する文字列

フッタに出力する文字列を指定します。 Inquery 〜 の部分が指定した文字列に置き換わります。 HTMLタグをそのまま使用できます。

name FOOTER
form textarea,80,5
type (any)
GREPCMD
grepコマンド

ページ内の文字列検索をするために使用する grepコマンドのコマンド文字列をprintf書式で指定します。 通常は'grep -n "%s" %s'です。 nilの場合、コマンドではなくVikiWikiのGrepモジュールを使用します。

name GREPCMD
form text
type (any)
LANG
デフォルトの言語

デフォルトの言語を指定します。 言語固有のページが存在する場合、それを表示します。 英小文字2文字の文字列で指定します。

name LANG
form radio
type ja, en
LANGS
利用可能な言語

利用可能な言語を文字列の配列で指定します。

name LANGS
form checkbox
type ja, en
LANGSWITCH
言語固有のページの切り替え

言語固有のページをページ名の先頭に言語文字列を付加したものを使用します。 たとえば、英語のSandBox?はEnSandBox?となります。

name LANGSWITCH
form radio
type true, false
LAYOUT
レイアウトの指定

Wikiページによるレイアウトではなく、ERBで記述したレイアウトファイルを 使用する場合に指定します。 レイアウトファイルの拡張子は、.rhtmlです。 レイアウトファイルを作成するには、rhtml/body.rhtmlをコピーし、 ERBのコード以外の部分を記述してください。

name LAYOUT
form text
type (path)
LOCATION
Locationを表示するかの指定

directを指定すると、ページを更新したときに表示されるLocationの表示をなくし、 直接ページを表示することができます。 ただし、この機能は問題ありです(原因はよくわかりません)。 HTTPサーバによっては(IISのことだけど)、リダイレクションがうまくいかず、 無限にリダイレクトし続け、最後にはWebサーバがスタックオーバーフローで 異常終了します。

name LOCATION
form radio
type direct, nil
LOGDIR
ログの出力先ディレクトリ

ログの出力先を指定します。 後述の LOGFILTER パラメタでのアクセスログの他、debug.log、rescue.logの 出力先も変更されます。

name LOGDIR
form text
type (path)
LOGFILTER
アクセスログのフィルタ

アクセスログの出力対象を、以下の値で指定します。

nil, none
ログを採取しません(デフォルト)。
all
すべてのログを採取します。
post
POSTメソッドのみ採取します。
その他
正規表現で採取するログをフィルタします。

なお、アクセスログのファイル名は access.log で、ファイルの形式は以下の通りです。

    yyyy-mm-dd hh:mm:ss.nnn<タブ>pid<タブ>CGIオブジェクトの内容
name LOGFILTER
form radio
type nil, none, all, post, (any)
MODIFYCHECK
更新の衝突チェック

更新の衝突をチェックするか指定します。

name MODIFYCHECK
form radio
type true, false
NOLINKCLASS
リンク先のページがないときのaタグのクラス名

リンク先のページ名がない場合には、? がページ名の後ろにつきますが、 このパラメタを指定することでaタグのクラス名を指定することができます。

これにより、CSSでaタグの書式を他の場合と異なるようにすることで、 ページがないことがわかるようにします。

name NOLINKCLASS
form text
type (any)
NOLINKHIDE
リンク先のページがない場合の ? の出力の抑止

この設定値を true にすると、リンク先のページ名がない場合に、そのページの新規作成ページへのリンクを示す ? を出力しません。

name NOLINKHIDE
form radio
type true, false
OSCODE
OSの文字コード

OSの文字コードです。 セットアップ時にLANGの値により設定されます。 Windowsの場合はSJIS固定です。

name OSCODE
form radio
type s, e, u
PAGEREFERER
参照元のページ通知

参照元のページ名をqパラメタで通知します。 このパラメタをtrueにした場合、以下の機能を使用したときのページの Locationで戻るページが参照元のページとなります。 falseの場合はトップページにジャンプします。

ただし、現状ではページのリンクに必ず q=ページ名 がついてしまうため、 javascriptなどでの対応を検討しています。

name PAGEREFERER
form radio
type true, false
PLUGINENCLOSE
プラグインのタグ囲み指定

プラグインを指定した場合に、全体を<div>または<span>で囲むかどうかを 指定します。 <div>または<span>のclass名は"plugin"です。 プラグインの部分のスタイルを変更する場合に有効です。

name PLUGINENCLOSE
form radio
type true, false
PLUGIN_HOOK_NAMES
プラグインフック機能を使用するプラグイン名

CMS的運用をしている場合に、commentプラグインだけは利用可能としたい といった運用が考えられます。 しかし、動的Wiki側のCGIを呼び出すと、CGIアクセスを許可する必要があり、 CMS的運用にならなくなります。 そこで、別のスクリプトを用意し、そこからプラグインに対してPOSTできる しくみを提供するのが、プラグインフック機能です。 パラメタ PLUGIN_HOOK_SCRIPT および tool/plugin_hook.cgi も参照してください。

name PLUGIN_HOOK_NAMES
form multi
type (any)
PLUGIN_HOOK_SCRIPT
プラグインフック機能での代行スクリプト

プラグインのformのactionのスクリプトを指定します。

name PLUGIN_HOOK_SCRIPT
form text
type (uri)
PROTECT
管理メニュー経由での CGI ファイルの編集可否

管理メニュー経由での CGI ファイルの編集を禁止するかどうかを指定します。

この設定値を true にすると、管理メニューの「CGIの設定を変更する」「パラメタを編集する」「CGIファイルを編集する」を用いた CGI ファイルの変更が禁止されます。

name PROTECT
form radio
type true, false
PROTECT_EDIT
書込権を持たないページに対する編集フォームの表示の抑止

この設定値を true にすると、書込み権を持たないページについて、プラグイン #edit, #comment, #bbs 等について、編集フォームの表示を抑止します。

name PROTECT_EDIT
form radio
type true, false
REPLACE_WORDS
ページ編集時に任意の文字列に置き換えるキーワードの指定

プラグイン #edit, #comment 等によるページ編集時に任意の文字列に置き換える特殊なキーワードを指定します。

この設定値は、置き換え対象となる特殊なキーワードをキーとし、置き換え結果となる文字列をキーに対応する値とするハッシュ値を指定します。以下に例を示します。

      "REPLACE_WORDS" => {
        "&date;" => Time.now.strftime("%Y-%m-%d"),
        "&time;" => Time.now.strftime("%H:%M:%S")
      }

上記の例では、 "&date;" は、現在の日付を "1980-01-01" のフォーマットで表した文字列に、 "&time;" は、現在の時刻を "23:59:59" のフォーマットで表した文字列にそれぞれ置き換えられます。

なお、文字列の置き換えは、再帰的に行われます。例えば以下の例において、 "&baz;" は、 "FooFooFoo? BazBazBaz? BarBarBar?" に置き換えられます。

      "REPLACE_WORDS" => {
        "&foo;" => "FooFooFoo",
        "&bar;" => "BarBarBar",
        "&baz;" => "&foo; BazBazBaz &bar;"
      }

また、以下の特殊キーワードが、前もってシステム側で定義された置き換え対象として使用できます。

"&date;" 現在の日付 (フォーマットは 1999-01-01)
"&time;" 現在の時刻 (フォーマットは 23:59:59)
"&user;" 現在アクセスしているユーザ名 (例: admin, anonymous)
"&nickname;" 現在アクセスしているユーザのニックネーム (例: Administraator)
"&url;" 現在アクセスしているユーザの URL (例: http://vikiwiki.net/)
"&host;" アクセス元のホスト名 (例: remote.example.com)
"&addr;" アクセス元のIP アドレス (例: 127.127.127.127)
"&hostmd5;" アクセス元のホスト名の MD5 ハッシュ値
"&addrmd5;" アクセス元のIP アドレスの MD5 ハッシュ値
"&sign;" 現在アクセスしているユーザの署名 (デフォルトのフォーマットは `-- [&url; &nickname;] (&date; &time;)')

この設定値は、管理ページの「パラメタを編集する」から設定することはできません。
「CGIファイルを編集する」を用いて、 "# *** begin user's definitions" ..."# *** end user's definitions" の間に記述してください。

name REPLACE_WORDS
form -
type -
RSSDESC
RSSに記載する内容

RSSに記載する内容を指定します。

先頭から数バイトをRSSで表示
{'head'=>最大長}
差分をRSSで表示
{'diff'=>最大長}

この設定値は、管理ページの「パラメタを編集する」から設定することはできません。
「CGIファイルを編集する」を用いて、 "# *** begin user's definitions" ..."# *** end user's definitions" の間に記述してください。

name RSSDESC
form -
type -
RSSFILE
RSSのファイル名

RSSを出力するファイル名です。

name RSSFILE
form text
type (path)
RSSNUM
RSSに出力する数

更新順にRSSは出力します。 何番目までを出力するか数を指定します。

name RSSNUM
form text
type (number)
RSSREGEX
RSSに出力するページ名

RSSの出力対象となるページ名を指定します。

形式は正規表現で、指定した正規表現にマッチするページ名のみを RSS の出力対象とします。

また、先頭文字を '-' とすると、以下の正規表現にマッチするページ名以外を RSS の出力対象とします。

name RSSREGEX
form text
type (any)
SAFE
プラグインのセーフレベル

プラグインのセーフレベルを指定します。

Level 意味
-4 rubyプラグインを$SAFE=0で実行します。
-3 rubyプラグインを$SAFE=1で実行します。
-2 rubyプラグインを$SAFE=2で実行します。
-1 rubyプラグインを$SAFE=3で実行します。
0 すべてのプラグインを使用できます。
1 HTMLタグを直接指定できるプラグインが使用できません。
2 Rubyスクリプトなど高度な制御が可能なプラグインが使用できません。
3 データを登録するプラグインが使用できません。
4 フォームを使用するプラグインが使用できません。
9 すべてのプラグインが使用できません。現状5が最大なので5以上の値はすべて同じ意味です。

Internetで運用するなら9〜3、 グループウェアとして使用するなら2〜0、 Rubyをフルに活用したい場合は-1〜-4を指定します。

name SAFE
form select
type -4, -3, -2, -1, 0, 1, 2, 3, 4, 9
SCRIPT_NAME
CGIのURI

CGIのURIを指定します。

name SCRIPT_NAME
form text
type (uri)
SHAREWIKIDIR
ShareWiki?のディレクトリ

ShareWiki?のベースディレクトリを指定します。

name SHAREWIKIDIR
form text
type (path)
SHAREWIKIURI
ShareWiki?のURI

ShareWiki?のベースディレクトリのURIを指定します。

name SHAREWIKIURI
form text
type (uri)
SHORTWIKI
短縮名の指定

短縮名を使用するかを指定します。

wildcard
ワイルドカードを使用した指定方法です。

[[F*P*]]はFrontPage?を指定したことになります。

abbrev
省略形式を使用した指定方法です。

[[SB]]はSandBox?を指定したことになります。

複数ヒットする場合は最初に見つかったページとなります。

name SHORTWIKI
form radio
type wildcard, abbrev, nil
SIBLINGWIKI
兄弟サイト名の指定

兄弟サイトを配列で指定します。 兄弟サイトは、../<ディレクトリ名>/<同じスクリプト名>で アクセス可能なサイトです。

name SIBLINGWIKI
form textarea
type (array)
SITENAME
サイト名

Wikiサイトの呼び名とも言うべきサイトの名前です。

name SITENAME
form text
type (any)
STATICDIR
静的HTMLを出力するディレクトリ

静的HTMLを出力するにはこのパラメタ指定が必ず必要です。 指定していない場合は静的HTMLを出力しません。

name STATICDIR
form text
type (path)
STATICEXCEPT
静的HTMLの除外するディレクトリ

静的HTMLの生成先の特定のディレクトリを参照しないようにします。 除外するディレクトリ名を配列形式(['dir1','dir2',...])で指定します。

name STATICEXCEPT
form multi
type (path)
STATICIMG
静的HTMLのimgディレクトリの扱い

静的HTMLでのimgディレクトリの扱いを指定します。 パラメタと意味は以下のとおりです。

copy 明示的なコピー操作をしなければ静的HTML側に反映されません。
sync イメージの更新操作があった場合、同時に静的HTML側も更新されます。
dynamic 動的ページでも静的HTMLでも動的ページ側を共有します。
static 動的ページでも静的HTMLでも静的HTML側を共有します。

動的ページは自分しかアクセスできないようにするCMS的な使用では 同期を取るsyncか静的HTML側を使用するstaticを指定します。

name STATICIMG
form radio
type copy, sync, dynamic, static, nil
STATICTHEME
静的HTMLのthemeディレクトリの扱い

静的HTMLでのthemeディレクトリの扱いを指定します。 詳細はSTATICIMGを参照してください。

name STATICTHEME
form radio
type copy, sync, dynamic, static, nil
STATICTITLE
静的HTMLのタイトルの表示形式

静的HTMLで出力するタイトルの形式を指定します。 'page'と指定するとタイトルがページ名となります。

name STATICTITLE
form text
type (any)
STATICURI
静的HTMLのURI

静的HTMMLにアクセスするためのURIを絶対指定します。 nilを指定すると相対パスで静的HTML内のパスを記述します。

name STATICURI
form text
type (uri)
STATICWIKI
StaticWiki?の利用

StaticWiki?を利用するかどうかを指定します。

name STATICWIKI
form radio
type true, false
TB_CGI
トラックバック受信スクリプト

トラックバック受信スクリプト tb.cgi が設置されているパスを URI で指定します (デフォルトは /cgi-bin/tb.cgi)。

name TB_CGI
form text
type (uri)
TB_CONF
トラックバックの設定ファイル

ハッシュ値を取り、各キーの意味は以下の通りです。

HOSTNAME

トラックバック ping URL を表示する際等に使用する @sys.cgi.host の代わりに使用するホスト名を指定する。

BASEURI

トラックバック ping URL を表示する際等に使用する @sys["BASEURI"] の代わりに使用する URI を指定する。

STATICURI

トラックバック ping URL を表示する際等に使用する @sys["STATICURI"] の代わりに使用する URI を指定する。 以上の設定値はいずれも VikiWiki サーバを CMS として利用している場合等に使います。

name TB_CONF
form text
type (any)
TDIARY_CODE
tDiaryの文字コード

tDiary連携する場合のtDiaryの文字コードを指定します。 デフォルトではtDiaryはeuc-jpです。 一方、VikiWikiのデフォルトはutf-8です。 この2つのソフトウェア間の文字コードの変換に使用します。

name TDIARY_CODE
form radio
type s, e, u
TDIARY_CONF
tDiaryの設定ファイル

tDiaryの設定ファイル(tdiary.conf)の場所を指定します。

name TDIARY_CONF
form text
type (path)
TEXTAREA_COLS
textareaフィールドのデフォルトのカラム数

textareaフィールドのデフォルトのカラム数を指定します。

name TEXTAREA_COLS
form text
type (number)
TEXTAREA_ROWS
textareaフィールドのデフォルトの行数

textareaフィールドのデフォルトの行数を指定します。

name TEXTAREA_COLS
form text
type (number)
THEMEBASE
ベースとするテーマ

サイドバーのCSSなどベースとするCSSを指定します。 テーマの名前を配列形式で指定します。

name THEMEBASE
form multi
type (uri)
THEMECSS
テーマ

テーマとなるCSSを指定します。 CSSへのURIかthemeディレクトリ配下に格納されている テーマの名前を指定します。

name THEMECSS
form text
type (uri)
TIDY_MODE
Tidy で VikiWiki のページを整形する対象

VikiWiki は非常に綺麗な XHTML を生成しますが :-)、 HTML の整形ツールである Tidy を用いることで、その綺麗な XHTML にさらに磨きをかけることができます :-)

設定値 TIDY_MODE は Tidy で整形する VikiWiki のページの対象を以下の形式で指定します。

"static" 静的 HTML のみを Tidy で整形する
"dynamic" 動的ページのみを Tidy で整形する
"all" 動的ページと静的 HTML の両方を Tidy で整形する

Tidy による VikiWiki のページの整形に関する詳細は、 tool.txt の「VikiWiki のページを Tidy で整形する」を参照してください。

name TIDY_MODE
form radio
type static, dynamic, all, nil
TIDY_OPTION
Tidy のオプション

Tidy での VikiWiki のページの整形において、 Tidy に渡すオプションを Hash クラスのインスタンスで与えます。Tidy で使用されるオプションの詳細については、HTML Tidy Configuration Optionsを参照してください

この設定値は、管理ページの「パラメタを編集する」から設定することはできません。
「CGIファイルを編集する」を用いて、 "# *** begin user's definitions" ..."# *** end user's definitions" の間に記述してください。

name TIDY_OPTION
form -
type -
TIMEOUT
VikiWiki認証でのタイムアウト時間(秒)

VikiWiki認証はCookieを使用して認証情報を保持しています。 認証情報を保持し続ける時間を指定します。

name TIMEOUT
form text
type (number)
TITLE
タイトルの表示形式

タイトルの表示形式を指定します。 ページ名はpage、エイリアス名はaliasと指定します。

name TITLE
form text
type (text)
TOPPAGE
トップページの名前

トップページの名前を指定します。

name TOPPAGE
form text
type (text)
USEPATHINFO
動的ページ上のリンクを、環境変数 PATH_INFO を使用する形式に置き換える

VikiWiki のスクリプトファイル名を vikiwiki.cgi とした時、動的ページを呼び出すための以下の URL は、

/vikiwiki.cgi?p=Foo%2FBar%2FBaz
/vikiwiki.cgi?p=Foo%2FBar%2FBaz&m=XML

それぞれ以下の URL と等価です。

/vikiwiki.cgi/Foo/Bar/Baz.html
/vikiwiki.cgi/Foo/Bar/Baz.xml

ここで、この設定値に true を指定すると、動的ページ上にある /vikiwiki.cgi?p=Foo%2FBar%2FBaz なる URL が、 /vikiwiki.cgi/Foo/Bar/Baz.html の形式に置き換わります。

これは、動的ページによる VikiWiki の運用において、あたかも静的な HTML ページを表示させているように見せたい場合に有用です ;-)。

name USEPATHINFO
form radio
type true, false
WIKIFARM
WikiFarmの経営

WikiFarmを経営するかを指定します。 1.8.3以降ではWikiFarmを経営する場合、ファーム名がInteWikiName?として解釈されるようになります。

name WIKIFARM
form radio
type true, false
WIKIFARMFLAT
WikiFarmの配置方法

falseの場合には、farmディレクトリの下にWikiFarmを作成します。 trueの場合には、farmディレクトリを作成せずに、ベースディレクトリ直下に WikiFarmを作成します。

name WIKIFARMFLAT
form radio
type true, false
WIKIPARENT
親のWikiのURI

WikiFarmの場合に親のWikiへのURIが自動設定されます。

name WIKIPARENT
form text
type (uri)
WIKISTYLES
使用可能なWikiStyle?

VikiWikiで使用できるスタイルの中から使用するスタイルを WikiStyle?文字列の配列で限定できます。 先頭のスタイルがデフォルトとなります。

name WIKISTYLES
form multi
type (any)

ファイルの格納先

これらの設定は上級者向けです。 通常は設定しないでください。

以下のコメントにはさまれたユーザ定義エリアに設定する必要があります。

# *** begin user's definitions ***
'DATADIR' => '/xxx/data',
:
# *** end user's definitions ***

以下のディレクトリは通常 BASEDIR と BASEURI 配下に設置されます。 これらを設定することで BASEDIR とは異なる場所に設置することができます。 主に、ETCDIR、TEXTDIR、DATADIRをWebから見えない場所に配置する場合に使用します。

TEXTDIR
textディレクトリ
DATADIR
dataディレクトリ
ETCDIR
etcディレクトリ
FARMDIR
farmディレクトリ
FARMURI
farmに対応するURI
IMGDIR
imgディレクトリ
IMGURI
imgに対応するURI
THEMEDIR
themeディレクトリ
THEMEURI
themeに対応するURI

dataディレクトリのファイルは個別に格納先を指定することができます。 特に同一サーバの複数のサイトでInterWikiNameを共有したい場合に、 DATAFILE_INTERWIKIに同じファイルを指定する、といった使い方があります。 他にはDATAFILE_ADMIN、DATAFILE_ACLであれば共有する目的で利用できます。

DATAFILE_INTERWIKI
InterWikiNameの情報ファイルです。
DATAFILE_ADMIN
管理者の情報ファイルです。
DATAFILE_ACL
アクセス制御リストの情報ファイルです。
DATAFILE_ALIAS
エイリアス名の情報ファイルです。
DATAFILE_LINK
バックリンクの情報ファイルです。
DATAFILE_COUNT
アクセスカウンタの情報ファイルです。
DATAFILE_INDEX
索引の情報ファイルです。
DATAFILE_FARM
WikiFarmの情報ファイルです。